学会発表で思ったこと。
OHPでも液晶プロジェクタでも、とにかくスクリーンを見て、
発表した方がよい。

講演者は、OHP機器上のシートやパソコンの画面と対話するのではない。
スクリーンに投影されている状態を見ている聴衆を相手にしているのであり、
聴衆は、実際にスクリーンから情報を読み取っている。

OHPシートやパソコン画面だけを見ていると
スクリーンからはみ出ているとか、下の方に投影されていて
見づらいとか、聴衆が見ている状態を把握できない。
講演者は、見にくさに気がつかないので、聴衆は、非常に違和感を感じる。
説明しているところが、実際のスクリーンでは見えないとか、、、。

講演者と聴衆の見ているものの、わずかなズレが聴衆の理解を妨げる、、、。
OHP発表者でOHPシートだけを見ながら発表する人に感じてきた違和感の一部が、これだとわかったときは、少しうれしかった。わずかな応答のズレで会話が成り立たないニュース番組の衛星中継と同じだと思った。