大学生のための情報リテラシー

情報検索、レポートの書き方、図表作成、プレゼンテーション術

2005年06月

指示や動作の伝達

私は、情報処理演習をいつも、Voic-Trek DS-10(OLYMPUS)で録音している。
デジタル音声ファイルをパソコンに転送できるので、
管理が容易であるし、昼食を食べながらでも、授業の反省ができる。
倍速等でも聞けるので、演習時間よりは短い時間で、すべて聞き取ることができる。うまく、録音すれば、音声認識ソフトとと連携して、演習内容を文字に起こすこともできるだろう(現時点では、ノイズと話し言葉が独特なのか、認識率は高くない)。

他のメーカーでも色々あるし、現在はもっと上位機種が発売されている。
また、携帯音楽プレーヤーとの融合機もあるらしいが、音楽をほとんど聴かないので、いまのところの使う気はない。
例)http://panasonic.jp/d-audio/sd/index.html

録音した音声を、聞いていると、私の話し方の癖が、すぐ耳につく。「〜で〜、〜で〜」、「〜ですけど〜、〜で〜」聞き苦しい。いつ話が終わるのかわからない。

そう、ここから本題。

50人の演習なので、なかなか、全員と密接な関係を築くことができないので、
言い方で、間違った方向に、理解が進んでしまわないように、あるいは操作方法がつかめないことがないように、説明の内容や仕方に気を遣っているつもりであるが、なかなか、「指示」が伝わらない。

<誤操作の例>
「右クリックしてファイルを保存し」と言っても左クリックしてファイルをブラウザ上で開いてしまう人
→おそらく、ハイパーリンクで、htmlファイルにリンクがつながっているものと、Wordなどのファイルにリンクがつながっているものとの違いが区別できていない。間違ってブラウザの中で開いてしまったら、保存すれば良いことに気が付かないし、ブラウザの中で開いていることと、特定のソフトウェア上でファイルを開いていることがシームレスなため、差に気が付いていないこともある。

アドインを組み込むために、「上部のコマンドのツールからアドインを選択して」といっても、きょとんとしている人→おそらく、ツールというコマンドが上部にあることを知らないので、ツールというものが上部に表示されているものだとわからないから、探す場所が目で追えない。

どうして、指示が伝わらないのかと、ちょっと立ち止まって考えてみた。
せっかくの対面教育なのに、私の動作(キーボード操作やマウス操作、画面のどの部分を注視しているかなど)は、教壇のPCをいくら操作しても、学生から見えないということが、情報処理演習の最大の欠点かもしれない。技の記憶にすべき動作を指示しているのに、言葉説明するだけになってしまう。
(野球のバットの振り方を言葉だけで説明しているようなものだ、、、。)
これが、改善できない限り、学生の誤操作は減らないかもしれない。

いままで以上に、もっと、もっと学生のPCをまわって、動作を見せてやる必要がある。ショートカットキーを言葉で説明するよりも、実際に学生のキーボードで、ショートカットキーで簡単にコピー&ペーストすると、すぐ覚える。
(かつて、研究室の学生で、操作方法を教えると、私の手の動きばかりを見ている奴がいた。その学生は麻雀が得意だったが、人の動作を盗むという点でそれが関係しているのだろうか?)

あと2回の演習は、仮想レポート作成や、プレゼン資料作成なので、効率の悪い動作は、これまで以上に積極的に介入して、教えていこう。

ある改善アイデアが浮かんだ!それが実行可能かどうかは別にして、うまくいけばおもしろいかも。秘密。秘密(実は一部に実行してはいる、、、。)。続きを読む

授業評価

『授業の道具箱』という本を読んでから、過去4回、アンケートを作成して、
情報処理演習のアンケートを取っている。
この本で一番参考になって、いまも活用している項目は、
「すくなくとも1つは、教員の教育力について自由に応える項目を含める」という項だ。

授業評価で、授業の良かった点、悪かった点を自由に書いてもらう。
そうすると、誤解による不満や説明不足など様々な問題が学生の正直なコメントが手に入る。
これで何を続ければ良く、何が不満かがわかり、改善点がすぐにわかる。

(たまには、ブログ本文に、amazonへのリンクを入れてみるか)



もちろん、理解度、テキストの内容、授業の速度、資料提示の見やすさ、補助資料の内容等についても
5段階評価で、答えてもらっている。
e-learingシステムを利用しているので、数値アンケートを取るのも容易である。そろそろ、アンケート項目を見直しておくか。

犬のフン-踏みたくないもの-

犬のフンと同じで、踏みたくないものに、ワンクリック詐欺のリンクがある。

ワンクリック詐欺は、基本的に契約の意志がないのに一方的に契約完了画面へ誘導することで、あたかも契約したかのように見せかける。しかし、基本的に錯誤に基づくものなので、契約が成立しない。また、IPアドレスなどが抜かれるが、それで個人が特定されることはありえない。

ちなみにブラウザから発信されている情報は以下のサイトにアクセスすれば、容易にわかる。
診断くん
http://taruo.net/e/

確認くん
http://www.ugtop.com/spill.shtml

しかし、携帯電話では、ハイパーリンクの機能を悪用しているようだ。ハイパーリンクは、「?」記号以下はリンクのアドレスとしては機能していない。
したがって、携帯番号と同一のコードを持つハイパーリンクを作り
http://www.gifu-u.ac.jp/~shogo/index.html?09011110000というようになっていると、
これをクリックして、ホームページへアクセスすると、その09011110000という携帯番号から送信されたことがわかってしまうとのこと。実際は、09011110000が他の符号に変換されているので、さらにその危険性に気が付かないとのこと(しかし、ハイパーリンク付きのメールを携帯番号のメールアドレスで受信している人なんているのかね?私はハイパーリンク付きの携帯メールはすべてフィルタリングで削除していますが、、、。)。

<<ワンクリック詐欺の被害に遭わないために>>
警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/haiteku/haiteku35.htm

Internet Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2005/02/08/6390.html

ところで。
「?」本来の活用方法は、別にある。続きを読む

転部・転学科(課程)って

転部や転学科(課程)を希望する学生が一定数ある。

しかし、ここでいつも思うのは、
この制度は“入学後”に自分の希望が変わったことに気が付いた人への救済制度であって、入学前から不本意入学の人への救済制度ではない。
もし、受験指導の中で、『転部や転科制度もあるから、とりあえず、その大学に入って、途中の学年で受ければいい』とか言っているなら、絶対にやめて欲しい。大学生活での迷いがますばかりだ(決断を先延ばしにしていることを理解しているならいいし、まぁ、下手な鉄砲数撃ちゃあたる的なセンスで転部試験を受けるなら、それはそれでいいかもしれないけど、、、。)。

偏差値や倍率等の関係で、入学できなかったことを転部・転学科(課程)の制度に救いを求めても、入学時の学力に差があって、その入学後に“努力もしない”で、“希望ばかり”のべても、転部がかなわないことが多い(だって浪人までして、勉強している人達に失礼でしょ?)。

希望が変わったことで、転部(さらには編入制度)し、希望する学問が学べる環境を手に入れる人達はいる。
いったい、転部等をした人で、
どれくらいの人が、不本意入学解消のためのに転部し、
どれくらいの人が、入学後に希望が変わったための転部したのでしょうか?
(誰か答えてくれないかな〜。)

本の売れ行き

拙書「大学生のための情報リテラシー レポートの書き方からプレゼンテーションまで」の売り上げをみてみると、、、。

「情報リテラシー」や「レポートの書き方」でアマゾンで検索すると、それなりの順位にでるようになった。今まで見た、拙書の最高記録は、84,856位。いったいどれくらい売れると、これぐらいの順位になるのだろうか?
大学生のための情報リテラシー レポートの書き方からプレゼンテーションまで

購入者の方は、ぜひ、感想やご意見を、以下、掲示板までお寄せ下さい。
掲示板


遺跡の保存

環境NPOのイベントで、夜の2:30まで、ある方とお話した。人を説得する方法についてや遺跡の保存の必要性の話になった。遺跡を保存するためには平和でなければならないといった話から、なぜ、本当に遺跡の保存が必要なのかと考えた。

遺跡は、その当時の最新技術であって、現在までその技術が継承されていれば、あるいは、もっと便利で有用性のある技術に置き換わっていれば、何も新しいことは科学技術としては発見されない。しかし、考古学がお金を生まないのに研究がきちんと続いたり、一般市民が興味を持って支持しているのを考えた時、単に、『人がどこから来たかというルーツ探し』だけで、ここまで継続・支持されることに合点がいかなかった。

話しているうちに一つの考えがうかんだ。

私が思うに、現物保存の意味があるような気がした。
紙やパソコンでデータを保管し、脳以外の空間を考える空間として利用してきたのが人間であると思ってきたが、それに現物も含まれるのではないか?

いくら、壺を写真に写して、外形を計測し、文様の深さを計測し、形を再現できるデジタル画像になって保存しても、それは情報化するデータが失われている。たとえ、壺の成分をすべて調べてリストアップしても、壺を壊してすべての元素の量を定量化しても、どのように元素が結合していて、どこの部分にどの元素が多くてといったデータは失われてしまう。

これらのデータを後世の人類に保存するには、現物しかないのではないだろうか?


続きを読む

インターンシップのチラシ

朝早くから、学部の玄関でチラシを配っている人達がいた。インターンシップの案内で、私も渡された(ちなみに私は教育職員ですけど、、、。)。主催は、大学の産官学融合センターだった。
http://www.gifist.net/
http://blog.ayupro.com/?eid=189518

学生が社会で金銭関係を中心としないボランティアやインターンシップのような関係で結ばれる機会が増えるといい。社会性を身につけるにはいい機会だと思う。これで得た社会性が結果的に社会での適応度を増すだろう。

アルバイトはお金を稼げるかもしれないが、それは金銭関係を中心とした関係であり、そこで得られる社会性はお金を稼ぐことに対しての社会性である。アルバイトは社会性を身につけられると言う人がいるが、アルバイトをする多くの人達は社会性を身につけたくてアルバイトをしているのではなく、お金が必要だからアルバイトをしているのである(別にそれが悪いわけではない)。

インターシップやボランティアで身につけた社会性で、将来、お金を稼ぎ、生きていくか、
アルバイトをしてお金をもらう関係で身につけた社会性で、将来、生きていくか、
どちらが、豊かに暮らせるでしょうか?!続きを読む

ソフトウェアで表示が変になったけど、、、。

演習で、ワードを用いて、表を作らせ、宿題で提出させた。

HPアドレスを含む表だったので、ハイパーリンクが自動的に、付いてしまった人がいた。ハイパーリンクについては説明してなかったので、すべてがハイパーリンクになってしまうなら、許せるし、説明していないのでしょうがない。
(ハイパーリンク指定は宿題ではされていないので、削除するのが正しい)

許せないのは、習ってない不思議な青色・青線(ハイパーリンク)がでて、
6つのアドレスのうち、
ある部分にはハイパーリンクが付いているのに、ある部分にはハイパーリンクが付いていない。あるいは、アドレスの一部がハーパーリンクになっているものを、そのまま宿題を提出することだ。

ハウツー本など見なくても、一部がハイパーリンクになってしまったなら、入力した文字をいったん消去してから、もう一度、打ち込んでみたかな? 

ハイパーリンクが途中まで指定される。そんなんで、評価して欲しいの
(それならそうするよ)?
手書きで文書を書いた時、君達、3色ボールペンで青のペンで途中まで書いて、あとから黒ペンで書き始めたことに気が付いたら、最初から書き直して、宿題提出するよね?

科目専用のe-learningシステムの掲示板で聞いた?
Wordのハウツー本を読んだ?
友人に聞くなどの行動した?
社会にでれば、行動特性が問われるのです。

でも、課題も悪いんですね。
一つの技術習得(表作成)に余分な内容(ハイパーリンク)が含まれているので、誤反応を起こした人がいた。

続きを読む

意見発表会なのか弁論大会なのか

教授の代理で、高校生のある意見発表会へ行ってきた。

審査は、「発表内容」に40点、「発表の仕方」に20点、「質疑応答」に10点の計70点。評価方法は、いかにも意見発表会だ。

しかし、そこで行われる口頭発表は、抑揚のある声で発表する生徒が多く、それを教師が指導していることが明かな発表であった。意見発表会ではなく、弁論大会なのか?と思うほど。

「発表の仕方」にあたる抑揚(含:声の調子、スピード)が不自然で、どのテンションにあわせて、話を聞けばいいのか、私にはまったくわからなかった。発表の仕方によって、発表内容も理解する気持ちが折れるほどだった(審査員でなければ、聞くのを止めただろう)。発表内容を審査する以前の問題として、この強い抑揚では、意見(情報)が伝わるとはとても思えなかった。つまり内容を評価するに値しないと私は思った。一方、発表は原稿を見ていて元気はなかったが、聞き取ることが容易で内容の一貫性もあり、評価できる発表があった。

結果は、抑揚が最も強い生徒が1番で、原稿を見ていた生徒は最下位だった。
この審査結果が全体の傾向であるならば、いっそ、弁論大会と名前を変えて、評価も発表の仕方に40点配点すればと思った。発表内容に40点もありながら、事前原稿と発表内容は一字一句違わないほどきっちりと原稿を発表する。それより、論理の一貫性や内容を改めることに指導の時間をもっと使うべきだ。あの不自然な抑揚の徹底は、明らかに発声練習に時間を費やしている。続きを読む

デマウイルス

卒業した同級生から、かつてデマウイルスのメールが真剣な文面で送られてきた。

よくあるパターンどおり、
『●●通に勤めている友人から聞いたことで、▲▲▲▲のファイルが○○日にウイルスとして発症するそうです。ウイルス対策ソフトでは発見できないそうです。▲▲▲▲のファイルをただちに探して、除去してください。』

このメール、CCで他の教授やら講師の先生、いろんな人に送信されていた(幸いにして同級生は、違う研究室なので、害は私関係では少ない。)。
見た瞬間にデマウイルス。
○IT産業を情報源に持つ。
→そんなに危険で対策が必要なウイルスなら、ウイルス対策ソフトの会社で情報が更新される。
○ウイルス対策ソフトで発見できないと言う。
→ウイルス対策ソフトで発見できないウイルスをどうやって発見したのかがわからない。
結局、あきれて、返信も何もしなかった。そして、送信者自身からもその後何の連絡もなかった。穴があったら入りたかったのでしょうね。

もう一人、後輩も、同じようなメールを送信してきたことがあった。今度は自分自身で調べて、気がついて電話してきた。
『あれ、ウイルスではありませんでした。』
『おまえ、それは情報処理演習で俺が教えていることだよ。おまえの時の情報処理演習では習わなかっただろうけどね!』と。

デマウイルスは、これ以来送られてきていない(もう廃れたか?)。
情報真偽は自分でよく判断しよう。

創造論(含:Intelligent Design)が新しい問いを生むか?

『「大学教員の日常・非日常」神様がつくったらしい』を読んで。

http://blog.livedoor.jp/yahata127/archives/15240606.html(引用ここから)今のところは、科学の理論は「いまのところ、世の中のことをおおむね矛盾なく、なるべく余計な概念を使わずに説明できるもの」だと思ってます。(ここまで)

<<少し視点を変えて、私なりの意見を>>
 検証不可能、あるいは、検証プロセスを持たないものを現在は自然科学(science)とは呼ばないでしょう。

インテリジェントデザインという説?や論?は、
いったいどうやって、検証するのか、どんな方法でもいいけど。
例えば、仮説を提示して検証することのできないものは、科学ではないと思うのです。
また、検証する仕組みに加われない、または加わらないものは、科学でないでしょう。
(例えば、超能力も。ただし、現在の科学で検証できないからといって存在しない、あるいは間違っているとは言えない。)

宗教学や文学といった領域の学問としてはあり得るかもしれないが、
自然科学を指す場合のscienceには、相容れないものだろう。

宗教を必要とする人を、そして心を決して私は否定しない。私は、無宗教という宗教論者だからだ。また冠婚葬祭に宗教は、社会システム上や心の安らぎには必要な場合が私にもある。そして、宇宙が無から有が生まれたのか?、宇宙が何かの中で生まれたのであれば、その何かとは何か?そして広がっているとされているその先には何も伝わらないと言われても、無をどう考えたらよいのかといったことは、哲学といった学問とつながっていることを私は否定できない。
続きを読む

送ってください?

9c8379e9.gifおいおい、どこに? 

ある募集要項を見てのこと。募集要項のPDFファイルにしか、募集要項の取り寄せ方法が書いていないというツッコミはさておき、いったいどこに募集要項を取り寄せるためにこれらを送付していいかわからない、、、。入試課?学務部?学務係、、、。

郵便料金も間違っているしね〜(2005年の郵便料金に定形外で160円ってないよね、、、。)。

手段と手順を区別できないと、こうなるという典型例かもしれない。
例えば、

<<募集要項の請求方法>>
1)請求用封筒の表に「●●学部第3年次編入学学生募集要項請求」と朱書きした封筒で請求してください。

2)返信用封筒を同封してください。
返信用封筒(角型2号:33.2cm×24cm)には、返信先の宛先(郵便番号・住所・氏名)を記入のうえ、200円分の郵便切手を貼付してください。

<<募集要項等請求先>>
〒●●●-●●●●
●●●1−1 ●●大学●●学部学務係
ご不明な点がありましたら、学務係までお問い合わせ下さい続きを読む

恐怖体験

 昔、別の送信者からの2つのメールが結合されて受信したことがあった。
一つは学内者から。一つは友人から。それが一つのメールとなって受信箱に、、、。かなり驚いた。友人からのメールは人に見られたくないメールの内容。学内者はCCで学部全員にメールを送信した内容。

 友人はいったい、何をしてくれたんだ!と思い、情報センターに即座に電話。『ふ、ふ、ふたつのメールが一つになって受信されているんだけど、このメールっていったい、、、。』

情報センター職員曰く、『(軽く)たま〜〜にありますよ〜。一方の送信者のメールのファイルに不具合があると、一つになってしまうことがあります。もし、その送信者の方からのメールが毎回そのようなことなるなら、相手先に使用メーラーやプロバイダーなどを確認する必要がありますが、、、。』、(私は安心して)『では、宝くじにでも当たって、幸運だったと思えばいいと言うことですね(笑)』、情報センター職員曰く、『そうですね!』

 今から思えば、たいしたことないが、かなりの恐怖体験だった。

最寄りの銀行にお振り込みください?

385f305b.gif 勘弁してよ。最寄りの銀行が儲かっちゃうじゃない。
でも『最寄りの銀行より』と修正して、指示が正しくないと私は思う。
たとえば、書類などを
『最寄りの銀行で、受け取ることができます』なら、親切だし、便利だし、表現として問題はないと思う。動作をさせる人に、なぜ「最寄り」で振り込むことを求めるのだろうか?

問題は、以下の2つを混同しているからだろう(というより区別できていない)。
書類の受け取りを『最寄りの銀行』できることを知らせるのは相手への提案として適切かつ親切である。
 しかし、料金の振り込みを『最寄りの銀行より』振り込ませることは、相手へ動作の押しつけであり、提案としては、何の情報量もない。単に『銀行よりお振り込みください(郵便局は不可)』。などと、指示する方がよっぽど親切である。
続きを読む

お礼に言えない人−パート2

ある時期にコンピュータウイルスが流行した。ネットワーク関連の委員であったこともあり、情報センターから感染したPCのIPアドレスを接続停止にしたとの連絡あり。ただちに、感染PCの使用者を特定し、対応に向かう。
 ある事務室へ行った。事務の方のPCであった。事務系は全員が利用できるだけのウイルス対策ソフトのライセンスが一括購入されているが、残念ながら、このPCのウイルス対策ソフトの期限は切れていた(切れていることに気づけよ)。
 広範囲に広がったウイルスのため、ウイルス対策ソフト会社が無償提供しているウイルス対策用の実行ファイルで、簡易除去。しかし、ウイルスに感染したためか、コントロールパネルにネットワーク接続関係の設定がでてこない(それとも単にWindowsの不具合かも)。かなり途方にくれながらも、事務の人が見ているので、あきらめずにネットワーク接続を開く方法を探す。このPCの使用者の事務の方、会議があるとか“他の人に”言い残して、立ち去る。
(どうやったか覚えていないが)ネットワーク接続が開き、IPアドレスを空いている番号に変え、ネットワークに接続。オンラインでもウイルスチェックをして、除去を確認。これで、『直ったから、あとは、期限切れてるから、ウイルス対策ソフトを入れてね!』と他の知り合いの事務の方に言い残して、研究室に戻る。
情報センターにウイルス除去を申し出で、接続停止を解除してもらう。

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勘弁ならん

勘弁ならんことが起きた。
ここには詳細は書かないが、職務怠慢そのもの。

1年前に出すべき書類を出していないということが今日判明した。
意味がわからない。これで、すべてが1年遅れ。
あなたの仕事は、何なのですか?

この原因は、このブログにいつも登場する“ある人物”である。
http://informationliteracy.livedoor.biz/archives/6541617.html

http://informationliteracy.livedoor.biz/archives/14425592.html

きっと、あなたの仕事量を超えているのですよ。
人に任せてはどうですか?
あなたの地位と権限は強いのですよ。

少しは、私のブログを読んで、何が問題なのかを考えてみてはどうでしょうか?
私は実名を公表してブログを書いていますが、彼は知らないでしょう、このブログのこと。残念!
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(ここからさらに改訂・改良されています)


情報リテラシーの教科書の最新版が、出版されました。
採用数だけをあらかじめ増刷しますが、臨時増刷も場合によっては可能です。
定価は2750円(税込み)です。

大学生の情報リテラシーの向上によって、荒廃した日本社会を少しでも良い方向へ向ける一つの力を提供できればと考える一社会人
作者:加藤正吾
(Shogo KATO)

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