大学生のための情報リテラシー

情報検索、レポートの書き方、図表作成、プレゼンテーション術

2005年07月

レイアウトがくずれた、、、

なぜかレイアウトが崩れている、、、。
対策せねば。

データが移行したせいだろうか?本のリンクあたりを修正したら、
もとに戻ったが、色も、初期設定にしてしまった、、、。

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情報処理演習の授業評価

やっと半年間の情報処理演習が終わった。
はじめて出版した本を利用した演習だっただけに、
相当の気合いを入れて演習の半年間臨んだ。



授業評価で、良かった点を書かせたら、以下のような、うれいしいコメントがあった。
なんと言っても、一番、うれしかったコメントは、
「ただ単にパソコンのソフト等の操作方法を機械的に解説するのではなく、
常に情報の的確な処理の仕方を中心とした演習だったこと。」と
書いてくれたこと。

私(達)の情報処理演習では、
データと情報の違い・視覚の危険性などからはじめ、
メールの送信マナー、レポートの書き方の意義、グラフ作成の意義、
できるだけ汎用性の高いプレゼンの情報提示方法等を教える内容になっていると
自負している。
それが伝わった受講生がいるということが、うれしかった。

また、他のコメントでも
「提出物について、改善すべき点を毎回指摘してくださったこと。」
「大学生に必要な知識、態度などが、わかった。」
「パソコン上でのことに限らず、レポートなどで構成を考えたり、
どういう点に配慮すればよいか少しだけど分かった。」というものがあった。

私は、
常に、学生の側に大学生にふさわしい、受講態度(携帯の電源を切る)を求め、
宿題やレポート課題には、大学生にふさわしい、宿題やレポートの実行の態度があり、
紙の上だろうが、パソコン画面上だろうが同じである修正ポイントの指摘もできるだけ、
毎回行った。

平成14年の学科会議に、情報処理演習の改革を申し出てから
やっとここまで来た。
ここにたどり着くまでに、学部が改組するという転換期もあった。
感無量である。

改革をサポートして下さった先生方、
わたしの改革のワガママにつきあって下さった先生方、
大学院生のティーチングアシスタントのみんなのおかげで、ここまでこれました。
本当に感謝申し上げます。
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岐阜大学ライブ in 名古屋

岐阜大学の大学紹介が名古屋であるらしいが、どこにもネット上に情報がない。パンフレットだけ手元にある。7/30(土)ってもう目の前なんだけど、、、。

大学の公式ページにも載っていない。パンフの問い合わせ先から見て、主催は入試課だ。

高校にでも、このパンフを配布したのだろうか?
わからない。入試課に問い合わせたくはない。

どうしたものか、、、。

場所は、第二豊田ビルの西館8階とあるが、、、。
http://www.e-joho.com/toyotahall/
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高校生の大学訪問

高校生から緊張した声で、電話がかかってきた。
総合学習の一環として、社会人に話を聞いて、将来の進路決定に役立てるという授業らしく、会って話が聞きたいとのこと。

「森林問題や私達が何をすべきか教えて欲しい」とのことだった。

当日、9:45〜11:15の1時間30分、質問が沢山あった。ただし、6名の内、2名が質問者の中心者であった。
<項目>
森林生態学で具体的にはどんなことをしているのか?
なぜ、森林生態学を選んだのか?
調査はどこへ行くのか?
炭素固定の調査は、地球温暖化とどのような関係にあるのか?
海外調査はどこへ行くのか?
何をしてみたいと思っているか?
同級生はどこへ就職した?
博士号はどうやってとれる?
大学にはどんな授業科目が?
大学4年間や大学院はどんな? 等

みんな進学希望だった(まぁ、その高校は、いわゆる進学校だから、、、)。
進みたい分野については、
生物・自然全般、動物、バイテクに興味がある人、未定という人もいた。
研究者を目指している人もいた。

自分が高校生だったときは、大学の授業なんてまったくイメージできていなかったし、大学院なんてまったくわからなかった。オープンキャンパスなんてあったっけ? ただ漠然と、研究するなら、大学に残るという考えだけだった。大学への進学という選択は、高校生の自分にとってそれほど不安のあるものでもなかった。しかし、今の高校生から見れば、大学への進学は、将来への展望や就職として、その不安度が大きいのかもしれない。もう少し、大学側も、将来や職業との関連性などを見える形にできるものは、見える形にしてあげないとダメなんだろうな。

 かなり余分なこともしゃべってしまったような気がする。もう少し、話上手にならないとダメだな。まぁ、高校生が何を考え、何がわからないかの一端が見えたので良かった。

ただし、この訪問、高校の先生からの依頼もなければ、お礼の電話もない。
これが普通なの?
学生が選択した職業人の選別は、高校の先生はしていない?
してないとすると、とんでもない人に話を聞いて、ウソ吹き込まれているかもよ。
してるとすると、依頼か、お礼の言葉ぐらいあってもいいんじゃない?
それとも、少子化時代に、話を聞きにくれてありがとうと、先方に私がお礼を言うの?
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電話で過去問の問い合わせ

学生から、電話で、ある先生に
「過去問ありますか?」と聞いてきたらしい。
名乗らず、科目も言わず、、、。

さすがに、その先生、「どちらさまですか?」
と聞くことからはじめたとのこと。

その先生と2つの教室を分担して、同じ情報処理演習を教えているが、
さすがに私も驚いた。
テスト前の授業の後に、「質問はありますか?」と聞くと、
「どこがテストにでますか?」と聞く学生にも、結構、がっくりくるが、
「過去問ありますか?」は、経験上、はじめてだ。
先輩に聞くことだよ、それは。

テストが不安なんだろうけど、
テストに出る形式(○×式、穴埋め)や
計算課題のテキストの類似ページまで、教えて
さらに、
テキスト持ち込み可。インターネット使用可(掲示板やメール等は不可)なのですからそれをふまえて、学習しなさい。


電話する勇気には驚くが、礼儀はわきまえないとね。続きを読む

コミュニケーション力を向上するために

続けて、本の紹介

『なぜあの人とは話が通じないのか? 非・論理コミュニケーション』、光文社新書、中西 雅之 (著)を
読んで、
コミュニケーションをうまくやるには、やはり対面なのだと思った。
電子メールだけでは、とくにダメなのだと思った。
気持ちが伝わりにくい。

情報処理演習でも、
「メールでは、非言語(ノンバーバル)コミュニケーションが欠落するので、
時間や気持ちが伝わりにくいから、注意して利用せよ」と教えているが、
もっと、学生に注意・指摘する必要があるし、自分自身も気をつけなければならないと思った。

言語と非言語を組み合わせると、コミュニケーションの情報量が増える。
「これ印刷お願い」と口頭でお願いした時に、
相手が「えぇ、すぐやります」と言うものの、顔は今は無理ですと困惑した表情なら、
頼もうとした側は、忙しいか?などと、気持ちを察することができる。
そして、次の対応を考えることができる。「忙しいんだな。他あたるよ。」とか。

しかし、これが、メールで、やりとりしたら、相手は、その忙しい状況を
いちいちメール(言語)で説明する必要がでてくる。
おまけにメールで、忙しいと言っても、頼まれ仕事が嫌なのか?という誤解を生むかもしれない。


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気持ちを伝える技術って

このblogに登場する私と対立している人

どうやったら、うまくいくのだろうかと考えながら、本屋で本を探すと

あった!即、買った。
『上手に「気持ち」を伝える技術』、菅野 泰蔵 (著)、大和書房 ; ISBN: 4479791159




この本の中で、
『相手の欠点や嫌なことろが感じられるとき、それは相手の属性ではなく、自分と良いコミュニケーションができていないものと考える。』とあった。なるほど、悪く見えるのは、コミュニケーションが不足していると考え、コミュニケーションを取り、お互いの共通の目的へ進むことが必要だ。目的を実現するために、お互いに異存はないはずだ。ただ、その方法・手段が違っているだけで、そこの溝さえ、コミュニケーションで埋まればいい。

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落としたトングはどこへ?

ショッピングカート
http://informationliteracy.livedoor.biz/archives/21401395.html
に続いて、スーパーネタ。

今日、スーパーで見た光景。

子供が揚げ物をトング(はさみ)で、コロッケか何かを取ろうとしていた。
しかし、子供はうまくいかないのか、トングを落としてしまった。
子供がトングを拾うと、
親が『かしなさい』と受け取ると、コロッケ売り場の台の奥へ押し込めた。

「!」行動の意味がわからない。

売り場の人が、場所が移動しただけと思ったらどうなるだろう?
また元の位置に戻って、汚いトングで取るわけ?

食品売り場の作業入口は、その親の目の前だから、一声掛けて、
『ごめんさない、トング落としてしまいました。』ならわかるし、
『お店の人に、一緒に謝ろうね』なら、もっといいと思う。

こんなことで、子供がまともに育つか不安になる。でも見かけ上、普通の親子。

やはり、年上の人間には私は注意できない。おまけに子供付きでは、、、。
なんとかならないものか、、、。

ある日、突然、それはやってきた

学生から知らされた。

学生用Webページの学外公開が一方的に停止された(私は教員なので該当しない)。学内はOKだそうだ。申請すれば、個々に学外公開を認めるということだが、その方法等については個別に対応するとのこと。

でも、Webの公開、情報センターのホームページに、できるって書いてあるじゃん。
■Webページ関連
Q. 自分のWebページ(ホームページ)を公開できますか?
A. はい、可能です。
http://www.gifu-u.ac.jp/imc/faq.html#web01
いかに突然の決定であったかがわかる。
作成ではなく、“公開”できますって!書いてあるじゃん。

今まで、黙認してきたわけではなく、公認してきたんでしょ?
それを実は、情報処理演習用の勉強用であって、学外公開用ではありません!って言うじゃない〜。
それもある日突然、なんの前触れもなく、(情報処理担当)教員にも連絡もなく!学生だけに通知って(疎外感、、、ううう)。周知期間も何もなく、、、。学外からアクセスできませんって。いつからとも、そのメールには書いてないようだし、すでにWeb公開は停止されているようだ。

で、
学内なら、授業の中なら、著作権侵害は起きない?侵害が起きてもバレからいいの?
セキュリティポリシーがわからない。
学内でも問題なんだから、学生の全部のWebページ公開を停止するならわかるけど、、、

岐阜大学の学生がホームページ作るのは諸刃の剣的な宣伝だろうけど、
その翼を一方的通知で、突然もぐとは、、、。

なんと言っても、このこと自体が、一切外部にも知らされてもいない。
そうすると、これまでせっかく学生ホームページにアクセスしてくれていた方々は、なぜアクセスできないかもわからず、右往左往するでしょう。
学生が自腹で、アクセスカウンタをつけている場合も、無用の長物となります。彼らが作り上げたネットコミュニティも崩壊。

それを突然やらなければいけないほどの情報セキュリティリスクがあったのか?そのリスク評価を公開してよ、学生に!
(私には説得できません。なんといっても、停止されたことすら、知らされていませんから、、、。)

学生や教員が、情報公開していることを全部管理できるなんてことがあるでしょうか?そのリスク低減のためだけに、突然、情報発信の翼をもぐ必要があったのでしょうか?ポリシーを示しておいて、それを破れば、職務でもないかぎり、学生の自己責任でしょ?ポリシー策定のために時間がかかって、その期間、公開を停止するなら、まだわかる。それをすべて個別申請って。8千人の学生が全員個別申請してきたら、どうするの?

そのために「責任及び注意義務について」なっていうのがあるんでしょ?
『利用者は、自己の責任に基づき本サービスを利用するものとし、利用者が公開するウィキについて、全ての責任を負うものとします。また、利用者は弊社に対し、他人の著作物を使用したことなどが原因で紛争、損害賠償の請求などが起こった場合の損害、責任について一切を免責するものとします。』http://wiki.livedoor.com/rule.html

大学のサーバーで学生が情報をもらしたり、著作権侵害をしたりするのと、
学外のサーバーで学生が同じことをするのと、大学が社会的に負う教育的責任(非難の嵐)は、まったく同じだと思うんです(もちろん、心理的な意味では学内サーバーの方が非難の程度はきついでしょうけど、そうではなくて、真の意味での責任)。だから、学内のWebページ公開停止にどれほどのリスク回避や教育的責任回避の意味があるのだろうかと疑問に思うわけです。

まぁ、決定に刃向かう勇気は私にはありませんが、一人でも学生が奮起して、この突然の決定に、いくらかの疑問を持つことを期待してみましょう。

イベント開催

当たり前だが、イベント開催で、それに参加者を募集する場合、
1ヶ月前にはその募集の詳細が決定しているべきだろう。

しかし、それが決まらない。
責任者に尋ねても、
『昨年のものをベースに、考え中ですが内容の決定は、直前にしか出来ないと思います。とにかく、私1人の力では出来ません。』
とメールで返信される始末(これで彼がblogに登場するのは、4回目)。

はっきり言います。「違います」

『決定が直前にしかできないのではなく、できなくしたのが“あなた”です。』
あなたが、『イベント内容決定を、1ヶ月前にしましょう』と
プロジェクトをコントロールする一言を、言えば、流れ・状況は一変していたでしょう。

あなた一人が責任を負っているとは言いません。
しかし、
あなた一人の力で、すべて、できたことなのです。

問題点が何であるかを理解しない限り、この問題は今後も続くでしょう。

Wiki

livedoorのWikiを試用中
URL:http://wiki.livedoor.jp/wakabayashishogo/

著作権について書いてみた(共同作業はできない。書き込み者を制限しているから)。

オープンキャンパス

大学の資料請求案内とオープンキャンパスの新聞全面広告を見た。
色々と、戦略があるようだが、考えられない戦略もある。

1.プレゼント
→まぁ気持ちはわかる。これで大学名や学部名が記憶に残って、選択肢として考えてもらえるなら、それなりの戦略。


2.昼食付き
→学食に自信があるなら、また、4年間の昼食の大部分を占めるかと思うと健康面からも、かなり重要かもしれない。

3.有名予備校の講師による小論文指導講義
→その大学に受かるノウハウを教えて?、どんな学生を取りたいの?

4.推薦入学の面接試験が原則免除
→試験の面接をいったいなんのために行っているのか?


補足:
●体感(たいかん!)講義→体験ではなく、体感なのは、バーチャルリアリティか何か、、、(詳細不明)?
http://www.nuas.ac.jp/nyushi/open.html

●フェラーリの試乗→自動車整備の短期大学なので、これはこれでおもしろいが、、、。
http://www.nakanihon.ac.jp/info/entrance/inspection/index.html

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大学祭による研究室紹介

毎年、大学祭の時に研究室紹介を一つの企画として参加しませんか?という呼びかけがあるが、数年前に一度、参加したが、それ以来、参加していない。

なぜかというと、ほとんど人が来なかったことと、
実行委員会が宣伝している気配がないことと、
その次の年の実行委員に、
『今年もやります』と言われて、
『去年、人来なかったよ』と言ったら、
今年は『改善します』って、言うから
『その改善案を出さない限り、信用できないよ』と言ったら、
『出直してくる』と言って、2度と来なかったから。

大学祭の日に、
実行委員は、誰一人、我々に話しかけてこなかったし、
その年、何人、一般客が研究室紹介を見たかというと
10人程度ぐらいかな。
その数すら把握していないんだから、改善もあったもんじゃない。

学部主催の無料公開講座を大学祭の日に合わせて実施したこともあったけど、
ほとんど人が来なかったからね。

やっぱり、祭りは祭りらしく、遊んで楽しんだら。

研究室の研究紹介より、
科学実験体験コーナーとか、
研究室の開発商品格安販売とか、
図書資料で重複図書とか、机などの事務用品で、廃棄予定のモノを売るとかなら人が来るかもね。

改善というのは、宣伝だけすればいいってもんじゃないんだよ。
企画の内容を改善しないと、、、。
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大学生の情報リテラシーの向上によって、荒廃した日本社会を少しでも良い方向へ向ける一つの力を提供できればと考える一社会人
作者:加藤正吾
(Shogo KATO)

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