大学生のための情報リテラシー

情報検索、レポートの書き方、図表作成、プレゼンテーション術

2007年09月

先行者が誰か、追従者が誰か、それが問題だ

新しい技術を導入することが良いのに、古い技術にとどまるケースと
新しい技術を導入することが望ましくないのに、新しい技術へ移行してしまうケースが、ゲームの理論を使って説明されている。

「自由放任」で優れた技術は普及するのか〜ゲーム理論による考察 ビジネス-ネット時評:IT-PLUS

ふむふむ。

先行者が誰か、追従者が誰か、それが問題だ。

知識の伝達

最近、難しいなと思うことがある。
それは、e-learningシステムの使い方を、私より年齢が上の先生方に教えること。
というより、伝達・伝播させる方法。

かつては、ほとんどの知識や道具の使い方は、年配者から継承によって行われてきた。しかし、パソコン関連のことは、どうしても、若輩ものの方が使い方を知っている場合が多い(私もついこの前、携帯電話にタイマー機能が付いていることを知った、、、)。

ネットワーク関連の本が参考になるかと思って読むものの、なかなか、この問題に取り組んでいる本が見つからない。
ぜひ、誰か、若輩ものから年配者への知識の伝達で効率の良い方法を教えて欲しい。ブレークスルーを。

It's not happening here. But it is happening now.

かなり衝撃的なので、どっきとするのに弱い方はご遠慮ください。

penという雑誌を初めて買ったら、こんな衝撃的な広告(広告の制作者の記事)を見つけた。
It's not happening here. but it is happening now.

制作者のサイトは、こちら。ただし、Flashで作ってあるので、ぱっと探すのは難しい。

Englishをクリック→立方体の図をクリック→Workをクリック→しばらくするといくつかの正方形の中に画像や文字が表示される→この中のAMNESTY INTERNATIONALをクリックとすると、いくつかのポスター画像が表示される。

アムネスティの活動を知りたい人は、日本語の以下のサイトから。
アムネスティインターナショナルジャパン

It's not happening here. but it is happening now

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考える人をつくる

ちょっと実習で不在にしていて、アクセス数を見ると、いつもの3倍。

いつものように大学教員の日常・非日常を読んでいると、ある記事のリンクをクリックすると、、、。
私のblog、、、。
フラスコ氏からのリンクが、アクセス数の一瞬の増加をもたらしていた。
トラックバックするのは、おこがましいので、今回は止めておこう。

考える人。

私の専門は情報教育ではなく(笑)、森林生態学(初公開?)なので、森林という現場を使って、現場で考えられる人を育てなければと思う。そして、そのためにはもっと自分自身を磨かないと。






評価

今や大学では、評価が大流行である。
(ここで言う評価は、投資に関連する格付け評価ではない)

定量的な評価は必要であろう。
しかし、評価できないことの重要性をどの程度、認識しているかによって、その意味はまったくことなったものとなるだろう。

例えば、実習のコーディネーターとして、各教員の意図や希望をくみ取り、計画を立て、実習中には宿泊場所に全泊し、実施と安全を図るというようなことをしても定量的には誰にも評価不可能である。たとえ、誰かがそれを意図的に避けてもマイナスにもならないが、その仕事を引き受けた人は、定量的には評価されない上に、時間も消費するということになり、定量的評価からは二重にマイナスである。
こういうことは同僚からの賛辞でしか評価されない。

例えば、岐阜大学の風土保全教育プログラムで育てた学生は、就職活動の時、これらのプログラムでの体験を就職の面接で語ったという。学生曰く、面接官の関心が高そうだったと言っていた。無論、これだけで合格したわけではないだろうが、この教育プログラムが就職という形で貢献していることは決して評価されない(就職以外の側面でも、貢献していると私は思っているが、、、)。これは学生が感じるという以外に評価しようがない。

これもまた、よく教授と話すことである。

講義と授業の違い

秘訣 講義を楽しみ、授業を頑張る
これを読めば、ここに書くまでもない。

教授と、よくこれに関係する話しをする。

教授曰く、
知識は伝達できるが、智恵は伝えることはできない。
ただし、智恵は見せることができる。
教員は講義ではこの智恵を見せ、学生はそれを見ることができるかだ。
単に、知識だけ伝達したいなら、授業をやればいいのであって、
それは大学ではないだろうし、地域に根ざした大学がそれを
放棄するのであれば、地域から智恵が失われていくだろうと。

よく情報科学?の世界で、データ→情報→知識→智恵といわれる。
インターネットを探せば、このようなことは書いてある。
情報資源管理から知識管理へ/呉慰慈(北京大学信息管理学部教授)

情報は,「データ+具体的な応用環境(context)」である。知識は,「情報+具体的な応用環境」である。智恵(Wisdom)は,「知識+経験」である。


しかし、教授はこういった類の本は読まれないし、ネットサーフィンもしない。しかし、教授は知識と智恵を区分し、伝達不可能なことを述べる。

智恵が知識+経験だとすれば、まさに、経験を教えることはできない。
できるのは、経験させる機会を作るか、智恵を発揮している所を見せるしかない。

経験させたからといって、同じ智恵が構成されるとはかぎらない(というか、同じにはならいだろう)。

智恵を発揮している姿を見せる場、智恵を獲得させるための経験をさせる場、これこそ私も求める理想の大学像だ。

AIMS-FD

教授会と研究科委員会の間を活用して
AIMS-FDが開催された。
※AIMSとはblackboard社e-learningシステムの岐阜大学での呼び名です。

教員約60名の参加があった。約1時間。

教員60名の1時間は貴重な時間。
発表用の原稿も、箇条書きでしたためておき、FDの発表した。

これまで使っていない先生方に
少しだけAIMS使用のきっかけを得ていただけたのではないだろうか。

◆AIMSの機能は大きく分けて、3つ(私の勝手な分類)。
1.資料配布収集機能(ローカルファイルのアップロード、課題提出機能)
2.コミュニケーション機能(アナウンス、掲示板、Eメール送信)
3.アセスメント機能(テストマネージャ、アンケートマネージャ)

この中で使いたい機能があれば、
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対面でのコミュニケーション能力が増し、
行動特性が改善するような使い方で、対面の方が低コスト・高効果な
ことはAIMSで行う必要性はなく、AIMSで容易にできることを選択して
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使っていただければとおもう。

あと26冊?

岐阜大学の他学部で教科書としての採用があり、
『大学生のためのOpenOffice.orgによる情報リテラシー』が
出版社に、あと在庫が26冊になった。



生協に10冊程度あり、私の手元にも10冊程度あるので、
厳密には、あと50冊ぐらいというところか。

生きる力

生きる力の定義が、中日新聞(2007.8.31)によると、
「将来の職業や生活を見通して、社会において自立的に生きるために必要とされる力」に再定義されると伝えられる。

しかし、生きる力がそんな職業感養成教育なの?と首をかしげたくなる再定義。

生きる力は、
他者に対して、適切なコミュニケーションを行う能力をもち、
かつ規範意識をもって社会における課題を克服していくことができる能力とか、
そんなんじゃないの?
ゆとり教育の象徴の総合学習は、これを強化するためのものじゃなかったの?

これでは人は育たない。

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プロフィール
作者:加藤正吾(Shogo KATO)

大学生の情報リテラシーの向上によって、荒廃した日本社会を少しでも良い方向へ向ける一つの力を提供できればと考える一社会人
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