宿泊形式の正課実習で、
ティーティングアシスタントが、
グループ討論を主催するというので、一つのグループをハイジャックした。ハイジャックするために、ワークショップの本を3冊、読み、充分な準備をした。シナリオを下書きし、さらに実習に行くバスの中でさらにシナリオを清書してストーリーを決めた。ペンや付箋紙も用意されているだけではきっと足りないとふんで、ホームセンターや生協で買い占めて。

宿泊先についてからも、体育館でグループ討論をすることはわかっていたので、グループ討論にふさわしい場所を下見してイメージトレーニングをした。結果、このグループだけ、体育館の2階のスペースに隔離されて行った。

「自然との共存とは」とか、「理想の自然とは」というタイトルだったので、勝手に、「自然」について、ワークショップもどきで、議論した。

1.自己紹介
2.頭の体操、漢字でビンゴ(といってもビンゴまではしなかった。時間がなかった。ビンゴの用紙を埋めるところまでやった)
3.各自の一番興味のある環境問題について、口頭で発表。
4.それらについて、関係する要素を付箋紙に書き出す。さらに2人組になって、書き出す。
5.これらの付箋紙を自然とそれ以外にわけて、壁に貼るように指示。
6.貼られた付箋紙の要素の貼られた場所の妥当性をみんなで検討。
7.最後に、自然の定義について、一定の制限つきで、文章を作成してもらう。
8.模造紙に全員に各自の「自然」の定義を書いてもらう。
9.模造紙を持ちながら、なぜそのように考えたかを含めて、自然の定義について発表してもらう。

ティーティングアシスタントが
やったグループ討論とは、異質の模造紙が一つだけできあがった。

反省点としては、4の要素が、充分説明がなかったので、要素になりきらなかった。6の検討の時に、少ししゃべりすぎた。もう少し、学生から意見をもらって検討した方がよかった。2は時間があればやりたいが、すでに時間はきまっていたのでどうしようもなかったが、まぁ、、、。ビンゴも付箋紙に書かせた方がおもしろかったかも。書いた後に並び替えられるので。

1年生には、このワークショップもどきがうまくいく、文章力や課題への考察力があることを充分、認識した。また、ワークショップとはかなり距離をおいていたが、ワークショップの手法で違和感のあるところを利用しなければ、自分にもツールとして利用可能であることがわかった。

ティーティングアシスタントが
ここ2年行ったグループ討論の今後に自分なりの答えがでた。