大学生のための情報リテラシー

情報検索、レポートの書き方、図表作成、プレゼンテーション術

2012年02月

再び、立ち上がる!

死をも覚悟したものの言葉がつづられていた。

再び、立ち上がる! ―河北新報社、東日本大震災の記録
再び、立ち上がる! ―河北新報社、東日本大震災の記録


あの日は、北海道にいた。
その時のことは、また今度。

Aris-Gifuの使いにくい点(その2)

これはデジャブじゃないか、、、。
インターフェースがめちゃめちゃ

登録シートの項目立ては、5つ。
しかし
Webで動的に更新できる項目立ては、6つ。
一致していない。

そして、無論、その下の階層の項目立ても一致していない。
登録シートの【基本情報】には、氏名、生年月日、性別、国籍、その他、主所属が、
Webで動的に更新サイトの【基本情報】では、氏名、生年月日、性別、国籍がある。

どうしてこういうふうになってしまうのだろうか。

Aris-Gifuの使いにくい点

岐阜大学以外の方には意味不明な記事です。

1.大項目と同じ名称の小項目がある。大項目をクリックして、そのページに飛んだ下に、同じ名称の小項目がある、例えば、取得学位。大項目に属している小項目が一つだから同じ名称になっているのかと思いきや、大項目の受賞をクリックすると、受賞学術賞という小項目が一つあるだけだが、同じ名称ではない。

学内運営管理をクリックすると、また学内運営管理があり、各種委員会活動とその他の学内運営管理活動とでる。同じ階層で、教育活動をクリックすると、授業と学生指導とでる。"等"がない。

これアウトラインプロセッサで書いたら、かなりおかしな階層になっていると思われる。今度やってみようか(時間の無駄か、、、。)

おそらく3クリックで、書き込みページの階層へ行くように設計されているが、更新のために、情報更新(Web)をクリックすると、最初に表示されるページが、すでに3階層目の氏名のところになっており、自分がどの階層にいるのかわからない。おそらく親切でこのページが開くようになっているが、逆に道に迷う。下の項目クリックするとアンカーが設定されていないので、クリックする度に、画面が一番上から表示して、クリックした項目が画面の下に消える。


2.ホームまで戻らないと編集ページへのリンクにいけない。自分のページにあってもいいと思うが。それに英語ページには編集ページにいくリンクがない。

3.自分のWebサイトを一つしか登録できない。日本語と英語で異なるサイトを指定したくてもできない。

4.登録シートでしかできない作業がある。

しかし、以前に比べればかなりいい。
あと関係ないがソートが更新日時順でもできると誰が更新していないのかわかるので、管理者(学部長や副学部長、課程長など)は、更新が指示しやすくていいと思った。

かなりデータを書き込んだ。以前書き込んだ次の日にデータがとんだことがあってから一度も書き込んでいないかったが、そうならないことを願う。

研究者情報

多すぎる研究者情報

■岐阜大学の教育・研究等活動情報
https://aris2.gifu-u.ac.jp/profile/ja.k07j55.html
https://aris2.gifu-u.ac.jp/profile/en.k07j55.html
これを更新するのが、職務上一番必要だ。

■ReaD & Researchmap
http://researchmap.jp/Shogo-Kato/?lang=japanese
http://researchmap.jp/Shogo-Kato/?lang=english
最低限の情報だけが見えるようにした。
デフォルトは、英語なのか。
http://researchmap.jp/Shogo-Kato/

■J-GLOBAL
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901075861063559
ReaD & Researchmapから自動更新されるらしい。
GeNiiなどへのリンクは便利。最近改修中らしい。ReaD & Researchmapと統合して欲しい。


■産学プラザ
http://www.sangakuplaza.jp/page/129489
ReaDが情報源だと思われるが、削除申請を今日した。
その内、削除されるだろう。

さらに研究室Webサイトに、Facebook、、、。

ベーシックインカム 分配する最小国家の可能性

文章が難しすぎる。
哲学の本だ、これは、、、。

ベーシックインカム 分配する最小国家の可能性
ベーシックインカム 分配する最小国家の可能性


しかし、このベーシックインカムという考え方は、重要だ。

「資産としての職」という言葉が気になる。
大学の教員という職にあるということが、資産である。それは、これを読む前から意識していた。

人の生産量をどのように分配すれば、人は平等に生きることができるか。国内問題だけはなく、国家間、つまり地球全体の問題である。

人類の生産性は、昔は、光合成で得られたエネルギーを利用して、生存、繁殖をするだけだった。それがいつしか、石油など、口から得るエネルギーでないものを利用して、生産性をあげてきた。

この総生産量は、地球全体でどの程度なのだろうか。
それを分配するということはどういうことなのだろうか、分配できるのだろうか。
生態学の学徒のはしくれとしては、そのあたりを計算しなければならないと思った。

チベットの祈り、中国の揺らぎ

2日間で読んだ。

ダライ・ラマを中心として
カルマパ
パンチェン・ラマ
アブシ・パン・リンジンワンモ
などチベットを取り巻く重要人物から描き出されるチベット問題の本質が、読後に重くのしかかってくる。

チベット(自治区)、内蒙古自治区、新疆ウイグル自治区が共通に抱える問題、チベットへの、かつてのアメリカの支援など知らないことが多かった。

転生の問題、ダライ・ラマへの信仰心(忠誠心)がもたらす葛藤など、チベットを理解する上で欠かせない要素であることがよくわかった。

ダライ・ラマは言う
『たとえ人種の違い、肌の色の違い、宗教の違い、年齢の違いがあっても、根本的な違いはありません。精神、感情、心理の面では、私たちはみな同じです。』
だから、過去の不当な扱いを憤っても意味がないと。
そして、
『私たちはみな同じ人間です。誰も戦争は望みません。誰も苦しい思いをしたくありません。力を合わせましょう。』と。

中国という国の中でチベットは生きるというダライ・ラマの主張が、中国政府、中国の人たち(漢族)に受け入れられる日がくるのだろうか。

多様性こそが中国の底力であって欲しい。そう思う。

チベットの祈り、中国の揺らぎ――世界が直面する「人道」と「経済」の衝突
チベットの祈り、中国の揺らぎ――世界が直面する「人道」と「経済」の衝突

こうして世界は誤解する

こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと
こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

個々のジャーナリストがコントロールできる要因を超えたところにある要因―それでいて報道の内容や方法に影響を与える要因―について書いたものである。と著者自らがあとがきに書いている。中東での取材を通した視点で書かれている。

その要因の大きさへの自分の無知に驚かされる本。メディアリテラシーを身につける上で注意すべき視点が多数ある。

独裁政権と民主主義、
広報上手と広報下手
エジプト、イラク、シリア、スーダン、
イスラエルとパレスチナ
ビンラディンと欧米など
そして、先入観に囚われた中東のイメージを解きほぐす。

次はチベットだ。
チベットの祈り、中国の揺らぎ――世界が直面する「人道」と「経済」の衝突

風評被害

風評による被害発生のメカニズムを、ちょっと考えてみた。
実際には存在しない因果関係を作り出してしまった場合に起きることがある。
つまり、情報の確からしさを判断できないために生じる。

そのケースには2つありそうだ。
原因の確からしさがわからない(あるいは誤解する)場合と、
因果の確からしさがわからない(あるいは誤解する)場合に生じる。
(無論、この両方という場合も)

前者は、例えば、放射線量の測定値が正しいか、わからないから。
後者は、例えば、健康に影響を与える程度の放射線量が、わからないから。

前者は、精密な測定をすることで回避できるが、測定漏れがないかという不安が、測定の確からしさに疑念をいただかせる。これは、漏れさえなければ、確からしさはかなり上昇する。

後者は、放射線量が健康に与える影響は、残念ながら専門家でも意見がわかれるため、主張の最低値か、ゼロに近い値まで閾値が下がる。どのような因果が確からしいのか、わからない、決められない。おそらく数十年後に少し影響がわかり確からしさが少し上昇するか、低放射線量の影響は私生活の影響の方が大きくて、検出できず(影響がないという意味ではない)、確からしさはまったく上昇しないかもしれない。そうすると、因果の確からしさを上昇させることは難しい。

そうすると、放射線量の測定値の確からしさを上昇させるしかない。測定漏れを無くす以外に、方法がない。しかし、砕石のケースのように想定漏れがある場合などもあり、測定漏れを回避できないとすると、原因の確からしさを確定する方法がない。誰でも簡単にすべてのものを測定できるような状況が必要であるが、難しい。

風評被害は、なくならない、このままだと。

農林水産業に携わる人々の苦悩を考えると、原発、そして原発事故の問題に向き合わなければと思う。

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大学生の情報リテラシーの向上によって、荒廃した日本社会を少しでも良い方向へ向ける一つの力を提供できればと考える一社会人
作者:加藤正吾
(Shogo KATO)

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