転部や転学科(課程)を希望する学生が一定数ある。

しかし、ここでいつも思うのは、
この制度は“入学後”に自分の希望が変わったことに気が付いた人への救済制度であって、入学前から不本意入学の人への救済制度ではない。
もし、受験指導の中で、『転部や転科制度もあるから、とりあえず、その大学に入って、途中の学年で受ければいい』とか言っているなら、絶対にやめて欲しい。大学生活での迷いがますばかりだ(決断を先延ばしにしていることを理解しているならいいし、まぁ、下手な鉄砲数撃ちゃあたる的なセンスで転部試験を受けるなら、それはそれでいいかもしれないけど、、、。)。

偏差値や倍率等の関係で、入学できなかったことを転部・転学科(課程)の制度に救いを求めても、入学時の学力に差があって、その入学後に“努力もしない”で、“希望ばかり”のべても、転部がかなわないことが多い(だって浪人までして、勉強している人達に失礼でしょ?)。

希望が変わったことで、転部(さらには編入制度)し、希望する学問が学べる環境を手に入れる人達はいる。
いったい、転部等をした人で、
どれくらいの人が、不本意入学解消のためのに転部し、
どれくらいの人が、入学後に希望が変わったための転部したのでしょうか?
(誰か答えてくれないかな〜。)