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研究室分属で、3年生の学部生に言った。

「研究室を選ぶ時に、何がやりたいかも重要だが、お前達をどこまで引き上げてくれる人かで選べ」と。「授業料は払っているにしろ、金銭関係なしに、卒業研究ほど、人と関わり、物事・研究を遂行することはこれから先まずない。この時にどのような先生と出会うかによって、君たちの成長が大きく左右される。」「どの先生が君たちを引き上げてくれるかは、君たち自身によって違うだろうから、どの先生がいいかは私には言えないが。」と。

卒論は、決して研究者になるトレーニングではありません。
卒論期間は、ある種、コミュニケーション力の養成期間だと思っています。
自分より年齢が上の人(教員)と、実験の試行錯誤や調査などを行うことで、
指示を確実に受け取る能力や
未知の実験や調査をやることで、一人で物事を進めていく実行力が
身に付いていくと思います。

少なくとも私を指導教員として卒論をやる場合は、これができなければ卒論は完成しませんし、卒業しても、社会で役に立つ人材とは成り得ないと思って、私は指導しています。

あと、1年半。3年生の皆さん、指導教員のもとで、自分自身を磨いて下さい。