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河合塾で、今回の入試のある学部のある学科の偏差値を見た。
理系と分類される学部である。

45!(国立大学法人でこの値は突出して低い)

その大学のホームページで昨年度の倍率を見た。
1.1倍!(全入時代到来!)

おまけに周辺学科も見ると前期に個別試験がない学科がある。
後期に個別試験がないのは良くあるが、前期に個別試験が無い!

そのあおりを受けてか、数学がきちんと個別試験に残してある偏差値45のこの学科がこの倍率。
そして来年度、次の入試シーズンからは、数学が無くなる。
つまりこの学部のすべての学科から、個別試験が面接and/or小論文になる。

昔の経済学科を見るようだ(伝聞)。
片方の有名私立が数学を無くしたら、偏差値が上昇。
驚いて、もう片方の有名私立も数学を無くしたら、偏差値が両方の大学で同じに。
そして経済学部の理論経済などの分野で数学ができない学生が大量に生まれ、困った困った。
それと同じ、いやそれ以上にひどくないか、、、。


さて、1学科だけ、個別試験を面接化することを報告したある学科はどうなるだろう。
この周辺学科は、前期試験に個別試験があるが、非常に特別な個別試験であった。
化学と生物に関する総合問題だって。どおりで偏差値が付いていないわけだ。
二次科目の減少
(正確には個別試験の科目の減少・廃止といったところか、、、。)

調べてみると他にも前期日程で個別試験が面接のみか、小論文のみ、あるいは科目がないという学科がある。
志願者数と募集定員を見ると1.6倍というところがあったが、受験者数と合格者数を見ると、1.3倍。
これもまたほぼ全入である。

色々調べると興味深い。
さらに他のある学部のある学科では、
志願者数と募集定員を見ると、1.8倍、受験者数と合格者数を見ると、1.3倍まで低下。
この時期に募集要項へのリンクが切れている(その学部はhtmlとhtmの違いで、、、)。
そりゃ、志願者も減る。

国立大学にも全入の時代は、もう既に始まっている。それにどれだけこれらの学科が気が付いているかである。

全部、同じ名称の学部を比較したが、あえてあげなくでもわかるでしょうから、あげません。
そして共通するのは、すでに前期試験で個別教科科目を廃止して入試を行っている点だ。

詳細な大学名を知りたい人は、私に口頭で直接聞いてください。