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心の病気について、かつて触れたが、
心の病気に見えるものの中には、
「育ち」ではなく、「生まれ」による
高機能自閉症やアスペルガー症候群の場合がある。

これらの症状が軽い場合は、日常生活にそれほど支障はない。
逆に特異的に特定の分野の専門家になっている場合もある。
しかし、特定の場面でのコミュニケーションに障害を持つ場合がある。
軽度の場合は、大人になってから本人や周囲が気が付くことも多いとされる。

このような状態を本人が気が付かないと周囲とコミュニケーションがうまくいかないことで軋轢が生まれる場合がある。

こだわりが強すぎる場合や社会性や他人とのコミュニケーションに障壁があると感じる人は、アスペルガー症候群に理解の深いカウンセラーを訪ねると良いと私は思う。自分自身の症状を理解し、周囲の人にも理解してもらうために。
(受診して、杞憂ならそれでいいし、他の神経症かもしれないから)


私は以下の本で理解を深めようとしている(今、読んでいる)。


このような障害には、遺伝要素があることが知られているようだが、
『両親は、大きなメリットとなる可能性を秘めた遺伝子を子どもに伝えたのです(上記本文引用)』とあるように、そのこだわり遺伝子は、人類に不可欠な多様性でもある。人には個別性があり、その潜在能力に優劣はない。

他に、アスペルガー症候群で検索すれば多数の情報が得られる。
(これは上記、著者のお一人の方の説明ページ)

また、アスペルガー症候群の子どもが事件を起こすような報道もあるが、
その逆に健常者が犯す犯罪の多さを考えれば、
一概に、このような障害が犯罪を犯しているわけではないことにも
容易に理解が及ぶであろう。