大学では広報の重要性を説く。そして、協力せよと。

私もその一人ではあるが、全学のある会議で、かつて一緒に仕事をした事務系職員の発言が考えさせられる一言だった。

ここ30年?(正確な年数は忘れた)で、事務系職員は半数になり、教員は倍になったと、たぶんいった。このまま広報の仕事量がふえれば、広報の仕事をこなすだけの人員がないと(さぼりたいのではなく、夜まで学部申請書類の作成に協力するほど熱心で、優秀な方である。ちなみに、このときの学部申請はとおった)。

学部では人一倍、熱心に広報活動に協力しているつもりながら、広報の仕事は本当は事務系にやって欲しいと思って、そう発言しそうになっている自分は大学の職員の構造を理解していないのであった、、、。

このままの構造では、両者が疲弊する、意識改革だけでは無理なような気がしてきた。教員が広報に協力するのは現状では人員的に当然だ。首脳陣でこのことを理解し、構造改革を実行しなければ。

拡大なき、成長の難しさ。