結局社会は、数%のことに翻弄されるほど、厳しいということ。

コロナに感染する人は、わずか数%。症状の出る人(後遺症の出る人)も、そのわずか数%。
でも、社会は混乱する。

東北の震災の際も、原子力発電所が水素爆発したとか、メルトダウンしたとか、電力が失われたとかもあるけど、日本の人口の何%が被災しただろうか。直接被災していないのに、あの耐えがたい苦しみは、わずかな部分で起きたことだ。阪神淡路のときも、そう。

わずかだからいいと言っているわけではないことはわかってもらえると思うが、このわずかな被災が、大きな悲しみや苦しみをもたらしている。

我々はつながっている、このわずか数%と。喜びも悲しみも。

どうやって、このコロナ災害を最小限に食い止めるか。