大学生のための情報リテラシー

情報検索、レポートの書き方、図表作成、プレゼンテーション術

2005年09月

教授会のIT化

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今回からペーパーレス教授会を試行した。
資料はPDF化され、職員用情報共有ツール上にアップロードされていた。

教授会の部屋では、プロジェクタで資料が投影され、説明されるというスタイルをとっていて、これからもそうするとのことだった。しかし、遠いところに座っている人には、スクリーンが小さくて、資料の文字が読めない。

今回までに限り、印刷資料も配付されたので、(たぶん内職をしているだろう先生1名を除き)
約100名中、パソコンにPDFファイルを入れて持参したのは私だけだった、、、。

なぜなら、電源がない(私は私物ノートPCでバッテリーが長時間持つので問題ない)。→条件が整わないのに、IT化だけ推し進めても、余計不便になるだけだった。

心配事。PDFファイルは印刷できる状態のため、多くの人がこの不便さ(スクリーンが見えない。電源がない。)にたまりかねて、印刷してしまうと、輪転機で安い紙に100名分刷るより余計印刷代がかさみと手間が増える。


改善案:
1.電源を用意する(お金がかかる)。
2.教授会をスクリーンの大きな教室で行う(すぐ可能)。
3.PDFファイルをセキュリティで印刷禁止にする(一部でも印刷できないので不便)。

さて次回はどうなる?

学部ホームページのあれこれ

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学部のホームページを見ると、色々、楽しい。

■専門業者が作っただろうページ。だけど、その後も学内で更新されている。
(情報提示のデザイン性は当然高いので)
→操作性が高度すぎなければ、再度の訪問が期待でき、的確な情報を取得できる。◎
→策におぼれ、操作性が高度すぎると、再度の訪問は期待できるが、的確な情報提示はできない。△

■専門業者が作っただろうページ。その後、更新頻度が低い。
→情報提示のデザイン性が高くても(低くても)、再訪問者が徐々に去っていき、情報を取得するものすら、いなくなる。×


■PC非専門職員が作ったページ。その後も更新されている。
→情報提示のデザイン性が高ければ、再度の訪問が期待でき、的確な情報を取得させることができる。○
→情報提示のデザイン性が低ければ、強い志望動機を持っている者のみが再度訪問し、情報を得る。△


■PC非専門職員が作ったページ。その後、更新頻度が低い。
→情報提示のデザイン性が高ければ、はじめて訪れた人は中身を見てくれるけど、再訪問者が徐々に去っていき、情報を取得するものすら、いなくなる。××
→情報提示のデザイン性が低ければ、はじめて訪れた人が中身を見ないで去っていく。×××

しかし、更新頻度の低い学部ホームページが多いことに驚く。これで誰がこのページを見にくるの?って感じ。おまけにいまどき小学生でも作らないレベルの情報提示能力しかない学部を発見すると、情報提示すらできない学部に何が教育できるのだろうと疑問に思うことしきり。

さて、岐阜大学応用生物科学部のホームページは、どれに当てはまるでしょう。

ディスクレスパソコン

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岐阜大学は国立大学法人で一位二位を争うほど、ネット環境などが恵まれている
(or と信じている)。無線LAN設備やe-learningシステムも稼働しているし、
非接触型の学生/教員ICカードも導入されている。

その中にあって、さらに、来年には、ディスクレスパソコンが教育用PCと事務系PCに導入される見込みとなった。
データはすべて管理下のサーバーにしか保管できない。
ICカードとIDによる認証がなければ使用できないし、パソコンの占有状況なども配信されて、空いている場所を学生が、あらかじめある程度把握した上で、様々な学部のPCルームを自由に空き時間に利用できるようになるらしい。

また、
ブートイメージを学部や学科毎などで作成でき、学部特有のソフトもライセンスさせ確保すれば、設定してくれる(これまでは一括だったので、大量の数のライセンスを用意しなければならかった)。
そして、事務系のパソコンが(かつてのウイルス感染にように)不具合を起こして呼ばれることもないだろう。すべて情報センターの管理下になるから。


しかし、教員向け説明会には、この学部から私一人しか参加していなかったような、、、。しかも、全体でも10人程度、、、。

案内が
「学術計算機システム更新方針に関する学内説明会について」では、、、。
学術計算機って聞いたら、誰も情報処理演習で使用している教育用パソコンまで更新されるとは思わないわな。更新時期を知っている私のような変わった人間に以外は。
シュミレーション屋でないから“学術計算機”は使用していないしね。

タイトルは重要。これ一つで費用対効果が変わってくるってことだ。
話はほとんど教育系端末PCの話だったからね。グリッドコンピュータなどの話もあったけど。

区別して使って欲しい言葉

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「コピーする」と「印刷する」

パソコンでの印刷のはずなのに、「コピーしてきます」と言われると
パソコンで印刷出力するのか、
印刷した出力紙をコピーしてくるのか、一瞬わからない。

区別して欲しい。
「紙に出力すらしていないデジタルファイルを
プリンタで紙に印刷することはコピー(複製)ではない。」
私だけなのだろうか、気になるのは、、、
使い分けてくれると私は暮らしやすい、、、

ちなみに、とくに最近はコピー機で1枚10円かけるより、
性能の良いプリンタで出力して1枚の5〜6円となるから、
コピーに時間かけるなら、プリンタに出力すればいい。

コピー機能付きの大型プリンタ機器が増えてきたし、
スキャナーからプリンタに直接出力することもできるから
ますますややこしいが、、、。

造反=信念?

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解散をもたらした参議院議員の処分を保留していたら、造反参議院議員の大部分は、賛成する意向を表明した。彼らには、叙情酌量で、軽い処分?という空気が漂いだした。

造反衆議院議員には、非公認で出馬したら、処分すると言っていたが、、、。
じゃぁ、非公認で出馬して離党しなかった自民系当選衆議院議員も議員の身分を確保したんだから、賛成したら軽い処分? 

さて、どうなるの?という野次馬根性はさておき。

政治家(自民党議員?)って、民意があれば、信念は簡単に変える人なのね、、、。
郵便ネットワークが崩壊するとか、民間にはお金は流れないとか色々問題があって、反対したんじゃなかったのかな〜。法案、たぶん民営化の期限ぐらいしか、修正されないよ。

「大部分は法案の内容を理解していないという民営化に賛成の民意を信念に変える政治家」と
「法案反対の信念のもとに活動する政治家」。

さらに、
有権者は、小さな政府が、決して税金が安い政府という意味と同義でないということを理解しているのかな?
政府(官)が小さいということは、必要なことはお金出してサービスを受けろということなんだけどな〜。
福祉にしろ、教育にしろ、郵便にしろ、、、。

つまり、格差拡大社会なんだけどな〜。

さてさて。

大学の比較の仕方 その1

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「志望大学学部の学科・課程を担当する研究室・教員を比べる」

オープンキャンパスのアンケートから見て受験生はよく分かっていないことがわかったのですが、国公立大学で普通に研究をやっている学部の教育内容は、研究内容に影響されています。教育内容は研究内容と表裏一体です。

たとえ、森林生態学の講義があっても、半年、森林生態学を受講しただけで、森林すべてを理解することはできない。森林生態学研究室(またはそれに類似の研究室)がない場合、卒業研究(卒論)で、充分学習を深めることはできない(もちろん、卒論一つやっても充分とは言えないが、卒論をやるのとやらないのでは大きな違いがある。これはまたいつか)。

理系の学部で、4年生が自分の決めたテーマで卒論をすることはほとんどない。なぜなら、それに新規性があるかや、問題点を深めてテーマを提示できないことがほとんどだからだ(興味のある対象を絞って相談して、先生の研究テーマとの接点を探ることぐらいしか普通の学部生にはできない。)。

だから、ホームページを見て、授業科目以上に研究室を調べた方が良い。
研究論文や研究目標などを調べて、どんなことに注目しているのか。研究室の活性はどうかなど。高校生なりに自分で情報を取得して比較しよう。

でも、大学の先生って、いつまでも同じ大学にいるとは限らない。これが問題。
だから、研究室単位で自分のやりたいことが、複数ある方がリスクは低い。
活性のある研究室・講座なら、一人ぐらい先生が異動してもその研究分野は残る。
研究活性が低いと、先生が異動すると廃止されることもある(ちょっと高校生には難しいか?)。


その2があるかどうかはわからない。

選挙結果

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自民大勝。
さらに、自民と決別した勢力(国民新党、亀井氏など)も、
非公認自民系勢力(県連公認、岐阜1区野田氏など)も多少当選。
(元々、民主党の岡田さんも小沢さんも鳩山さんも自民離党者)
つまり、自民党系勢力は、数字以上に拡大している。

自民党が作り出した今の日本(郵政改革の遅れ、年金改革の遅れ、少子高齢化対策の遅れ)の改革を自民党が任されるという選挙結果だと私は理解しています。
(そのことを有権者の皆さんは理解していますか?)

さぁ、自公の皆さん、4年間で改革の道を進めてください。
将来の日本をよくするために、この民意によって何でもできるでしょう。

「このときの選択で、日本は良い方へ変わった」と言うべきか
「このときの選択で、日本は悪い方へ変わった」と言うべきかを、今後、私は見つめます。


追伸:
学術&芸術が、livedoorがblog環境を移行させてからの立ち上がりで、完全にコミュニティが芸術系になってしまったので、受験/学校へ移動してきました。ま、確かにこのblogは学術からは離れているかも、、、。

納品

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インキュベータ(定温器)を注文。納期から1ヶ月遅れで届く、、、。

業者「設置はどこですか?」
私「ここで」
業者「わかりました」

ところが、待てど暮らせど、やってこない、、、。

業者「エレベータに乗らないんです」
私「、、、」
業者「来週の月曜日でいいですか?」
私「、、、」

結局、夕方に分解する専用工具で分解して、エレベータに乗せて
運んでもらった。

納品する商社のセンスがここで出た。
モノの大きさによっては乗らないかもということを疑ってかかるセンスがなかった。
残念。続きを読む

投票に行こう

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以下の4種類の投票行動のうち、あなたはどれですか?
1.候補者・政策選びについて真剣考え、意見を交わし、投票に行く人
→合格。でも、前回の投票の結果として、その政策の実現度の評価からはじめましょう。

2.候補者・政策選びについて真剣考え、意見を交わし、投票には行かない人
→行動してみませんか? あなたの何かが変わるかもしれませんよ。

3.候補者・政策選びについて他人まかせで、投票に行く人
→他の人が良いと言う人が良い場合はもちろんあるでしょうが、人を選んでいる“つもり”になっていませんか?

4.候補者・政策選びについて他人まかせで、投票には行かない人
→思想・信条の自由(沈黙の自由)の行使は、不利な状況に追い込まれそうな時だけにしませんか?

と一応、投票を呼びかけてみたりして。


岐阜1区

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岐阜大学の地域は、岐阜1区である。

岐阜1区は届出順に
 柴橋 正直 民新
 野田 聖子 無前
 佐藤ゆかり 自新
 小川  理 共新
である。

この選挙区は、全国で注目を集める選挙区の一つである。
しかし、立候補者が将来を担う大学生に、政策を訴えるため近くで演説する姿は通常ない(まぁ今は夏休みなので、余計、学生は少ないです。おまけに実家に帰省している学生が多い)。約数千人は学生はいると思うが、住民票の登録場所の問題や未成年もいるので、全員が有権者ではない。少なくない票数だが、たいした影響も得票数にはある意味ないのかもしれない、、、。

岐阜の選管HPで調べてみると、岐阜1区は32万前後の有権者数である。投票率が6割だとして、約20万票弱ぐらい。票が割れた過去の例では、7万票あればだいたい当選できるようだ。今回もそのあたりになるのだろうか?

誰がこの岐阜の地域を考え、そして日本を良くしてくれるだろうか。

ちなみに、岐阜県の選挙区は前議員・前職の後任候補を調べたら、世襲がすべて悪いわけではないが(たぶん)小選挙区はすべて2世・3世・血縁?議員だった。政策以外のデータを見るのは、政策を選択する際にはノイズであるが、全員だとさすがに驚いた。

国民の代表

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国民の代表だから、「日本全体を考えて行動するのが国会議員」という人がいますが、どうでしょうか?

私に言わせれば、
「日本全体のことを考えて、地方の問題を解決し、生活をより心豊かにする施策を決定できるよう努めるのが国会議員」でしょう。
でなければ、(民主主義のパラドクスはさておき)衆議院の小選挙区なんていらないじゃん。

 その地域特有の問題を政党の政策決定の際に伝えていますか? 公共事業を引っぱってくるといった利益誘導ではなく、法律でも・事業でも地域にあった政策の柔軟さなどを作り出す役目があるでしょ? 地域候補にはそんな役割があるはずです。もし、地方を切り捨てても断行しなければならない改革があるなら、それをきちんと説明するのが、議員の役目でしょ、そうなった責任を明確した上で。

せめて国と地方の“はざま”で悩み考える国会議員であって欲しいと思う。

骨伝導ヘッドホン

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骨伝導ヘッドホンなるものを手に入れた。

最初、PCの前面にある音声出力につないだら、片方しか音がでない。
左右のバランスではない。ステレオなはずなのに!
おっと、前面の音声出力はモノラルだった、、、。

背面の音声出力につないで、うまく音が聞こえる。
ただし、メガネをかけている私には、ヘッドホンの締め付けがメガネのフレームも締め付けるため、痛い。しかし、だんだん慣れてきたし、セットする位置を変えると、まったく痛くなくなってきた。
 購入前に音が洩れることは知らなかったが、洩れる音の量は、他人のヘッドホンから「シャカシャカ」聞こえてくるよりは気にならない(大きな音で聞くと、それなりの音量の音が洩れる)。また、シャカシャカ洩れるのではなく、音全体が小さくこもって聞こえる感じである。

頭からヘッドホンを外し、机に置く前までは音がしないが、
机に置くと、机がスピーカー状態になり、音が聞こえてくる。


音楽CD-ROM、VOAの音声、ボイスレコーダーの自分の音声を聞いてみた。
音質にはうるさくないので、特段、聞こえる音に不満はない。

とくに感じたことは、自分の声が自分の声に近いように聞こえたように感じた。普通のヘッドホンで自分の声を聞くと、少し他人の声に聞こえる感じがあったが、その違和感が少ないかも。骨に響いているからか。


欠点
値段が高い。耳をふさがなくていいことにそれなりの価値を見出しているし、ツールとしておもしろいので、まぁいいか、、、。

左右の音の大きさが、頭につける微妙な位置で変わってしまう。
慣れれば、ちょっとつける位置を移動して調整できそうだ。

音がわずかに洩れるので、洩れている音を自分は聞いているんじゃないだろうかと疑心暗鬼になること。

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(ここからさらに改訂・改良されています)


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大学生の情報リテラシーの向上によって、荒廃した日本社会を少しでも良い方向へ向ける一つの力を提供できればと考える一社会人
作者:加藤正吾
(Shogo KATO)

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