大学生のための情報リテラシー

情報検索、レポートの書き方、図表作成、プレゼンテーション術

2014年03月

STAP細胞の論文の問題点など

STAP細胞は現時点であるのか、なかったかは不明で、剽窃も、(断り書きのない)画像の切り貼りも、画像の流用も、論文として許されないが、再現性を確認できない方法、つまり再検証性がない論文を、研究を構築したことが問題。

再現性は、STAP細胞が再度、他の者によって作製できればいいだろう、
だけど、STAP細胞一連の研究は、再検証性がない。つまり再現性が云々ではなく、再検証性が担保されていない。だからSTAP細胞が再現されれば、技術としてはそれはそれとしていいが、科学論文としては、まったく存在しないと同じというか、存在してはならないものだ。

そして、博士論文の序論が他のWebサイトの文章の貼り付けとか、引用文献が他の論文を貼り付けただけとか、普通ありえない。あまりに特異な例だ。卒論でもあり得ないし、修論の副査でも、これぐらいひどければ読む。今年度も、修論の副査は3つ読んだ。そのうち2つは、一応読んで本人に返した。もう1つは、発表会で、辛辣なコメントをして、会場が氷ついていた(たぶん)。

岐阜大学では、博士論文では主指導と主査を同一としないような改革が、以前、行われた(たしか)。これは全国の医学博士(博士(医学))の取得に、謝礼がからんでいたことが問題になったときに、このような慣習をなくすため、そして審査の信頼性をあげるために行った。

切り貼りの博士論文に博士号をだした該当大学の責任は重く、反省と改革が必要だろうが、この外れ値からそれほど学ぶことは、私には多くない。

単に、学ぶ過程をへなかったのか、学ぶ過程をへようとしなかったのかはわからないが、いずれかが正しい方向に担保されていれば、このような問題は起きなかっただろう。

理研が明日4月1日に調査委員会の結論を報告すると報道があったが、どのような判断をしたのだろうか。

スタートメニューやエクスプローラ内の表示で、一部のアプリケーションのアイコンが適切に表示されないことがある

解決策はこれらしい。
いまのところ、ワードだけなので、後でやろう。

http://support.microsoft.com/kb/958740/ja

Windows 7ではデスクトップの表示が不便

Windows 7ではデスクトップの表示が不便なので、
アイコンを作って、バーにいれたり、マルチディスプレイのデスクトップの左隅において、使うと楽。

http://office-elec.sakura.ne.jp/public-html/tips-win7-2.shtml

Acrobat X proの認証問題?

Acrobat X proで、PDFが、ダブルクリックで開かない。これをやる必要があるのか。。。

http://helpx.adobe.com/jp/creative-cloud/kb/cpsid_93827.html

再現性の問題ではない

発見が事実でも、科学的手法をとらない報告は、科学的発見ではない。

何か被災した大学生達へ、できることはないだろうか。

いま簡単に思いつくのは、
『大学生のための情報リテラシー レポートの書き方からプレゼンテーションまで 』

『OpenOffice.orgによる大学生のための情報リテラシー:情報検索・レポートの書き方・図表作成・プレゼンテーション術』
の後継の『なぜ情報リテラシーを学ばなければならないのか(第3版)』
くるみ製本する本を、原価だけで提供することぐらいだ。

100冊単位ぐらいなら、1500円ぐらいでできるのではないだろうか。
冊数が集まればもっともっと安価になります。
そんなことぐらいしかできない。でも、3年たつ今、まだまだできることが、たくさんあるような気がする。

興味のある方は、どうぞ加藤正吾まで連絡ください。
連絡先は、
http://www1.gifu-u.ac.jp/~shogo/index.html
に書いてあります。

被災した学生さん、避難生活で苦しんでいる学生さん、
書籍を安価に提供するなど、情報リテラシーに関して、何か私がさせてもらえることはないでしょうか。

こんなひな形はどうでしょう。

「改ざん」、「盗用」の可能性があるとされた論文について当該通報された事案については、悪意による「改ざん」、「盗用」に該当するものはなかったと認定する。

ただし、指摘にあった事案については、引用に関する記述が不十分または不適切なもの、論文等作成上における確認漏れなどによる不適格な記述によって、誤解を招く点もあったことから、それらの点について必要な修正等を被通報者に行わせることとした。

また、調査委員会からは被通報者に対して、今後の学術研究活動において、引用の記述等についてより厳格な注意を払い誤解を招かないものとするように指導を行い、本人も今回の通報を機にいっそう適正な研究活動を行うことについて理解を深めたところである。

気分が悪い。
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おおよその中身を確認されたい方
→→→詳細ページ
(ここからさらに改訂・改良されています)


情報リテラシーの教科書の最新版が、出版されました。
採用数だけをあらかじめ増刷しますが、臨時増刷も場合によっては可能です。
定価は2750円(税込み)です。

大学生の情報リテラシーの向上によって、荒廃した日本社会を少しでも良い方向へ向ける一つの力を提供できればと考える一社会人
作者:加藤正吾
(Shogo KATO)

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